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ピアニスト・中村真さんとのセッション

アベベの練習が終わり、いつものとおり
BBで一息。
なーんも知らんでカウンタの一番端に座り、
ウーロン茶を飲んでいたら、
反対の端に話し込んでいる大人二人。
BBでソロライブをやっていた中村真さんだった。
後から来たDさんと、その日別のお仕事から帰ってきた
田部師匠が。
そこからなんとまず師匠と中村さんのデュオが!!
もー正に文字通り「バトル」してましたわ。
音で会話してる。
中村さんが面白い問いかけをしたら
師匠はその上のレスポンスをし、負けじとまた
中村さんが・・・・・・・。
凄いわ。

そして中村さん・Dさん・私のトリオ。
Fのブルース。
もう必死だったわー最初。
どんどん中村さん先に行っちゃいそうで。
私の単語を並べたようなつたない話を
しっかり中村さんが受け止めて
「じゃあこれは?」て問いかける感じで
後になるにしたがってノリノリになってる私がいた。
ああ、私もいけるんじゃない?なんて
勘違い起こしそうだった。

終わって私の駄目な所を教えてくれた。

あなたのベースは無頓着すぎる。
5線の下のFと真ん中のFとその上のF、何が違うかわかる?
その違いを知らんとあかん。
3つの音全部Fやけど、全然テンションも役割も違うんや。
クラシックやってるんやったら分かるやろうけど
スコアのコントラバスの列は何処?一番下やろ?
オケのコントラバスの役割はスコアみたいに
一番下で支えるだけでええんかもしれんけど、
特にピアノトリオとかやったらベースは
チェロもせなあかん、ビオラもせなあかんのや。
それが分かってやるのとやらんのとでは
音が全然違うんやで。

(中村さんは関西の方なので)

凄く的を得た指摘だった。
確かにランニングやってる時、チョイスする音の
テンションなんかあまり考えて弾いてなかった。
なんか一つ扉が開いた感じだった。

その後中村さんはお酒が進み、
歯に衣着せぬトークを続けた。
自分という人間を正直に表現するために
自転車でツアーをすること、
東京のミュージシャンと地方のミュージシャンの違いなど。

一番印象に残ったのは

「凄い!と思う人はたいしたことない。
本物は凄い!と思うテクニックを『普通』に
やって見せる人や」

ああ、ホントこの人本物だって思いました。
by iwabass | 2007-05-10 02:07 | ジャズ